理容師 過去問
第53回(2026年3月)
問31 (皮膚科学 問1)

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問題

理容師試験 第53回(2026年3月) 問31(皮膚科学 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

色素細胞に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • メラニンを取り込んで、長い細胞突起を介して角質層に輸送する。
  • メラニンは、紫外線による基底細胞の核DNAの傷害を抑制する。
  • アレルゲンを取り込んで、リンパ球に抗原情報を提示する。
  • 知覚神経とつながり、物理的刺激を受けると触覚を生じる。

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この過去問の解説 (2件)

01

色素細胞(メラノサイト)は、表皮の基底層に存在し、メラニンをつくる細胞です。
メラニンには、紫外線から皮膚の細胞を守る重要な働きがあります。

選択肢1. メラニンを取り込んで、長い細胞突起を介して角質層に輸送する。

誤った内容です。
色素細胞はメラニンを取り込むのではなく、自らメラニンを産生します。つくられたメラニンは細胞突起を介して周囲の角化細胞へ受け渡されます。

選択肢2. メラニンは、紫外線による基底細胞の核DNAの傷害を抑制する。

正しい内容です。
メラニンは紫外線を吸収することで、基底細胞の核DNAが紫外線によって傷害されるのを抑える働きがあります。

選択肢3. アレルゲンを取り込んで、リンパ球に抗原情報を提示する。

誤った内容です。
アレルゲンなどの抗原を取り込み、リンパ球に抗原情報を提示するのは、主に表皮に存在するランゲルハンス細胞です。

選択肢4. 知覚神経とつながり、物理的刺激を受けると触覚を生じる。

誤った内容です。
知覚神経とつながり、物理的刺激を受けて触覚に関与するのは、メルケル細胞です。色素細胞の働きではありません。

まとめ

色素細胞はメラニンをつくり、周囲の角化細胞へ供給します。
メラニンは紫外線を吸収し、細胞の核DNAを保護する役割を持つことを覚えておきましょう。

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02

この問題は、皮膚細胞の働きについて問う問題です。色素細胞(メラノサイト)の役割と、その他の皮膚細胞(ランゲルハンス細胞・メルケル細胞など)の働きを区別できるかがポイントです。

選択肢1. メラニンを取り込んで、長い細胞突起を介して角質層に輸送する。

この記述は誤りです。色素細胞はメラニンをつくる細胞です。メラニンは細胞突起を介して周囲の表皮細胞へ受け渡されますが、角質層へ輸送するわけではありません。

選択肢2. メラニンは、紫外線による基底細胞の核DNAの傷害を抑制する。

この記述は正しいです。メラニンは紫外線を吸収し、基底細胞の核DNAを紫外線による傷害から守る働きがあります。

選択肢3. アレルゲンを取り込んで、リンパ球に抗原情報を提示する。

この記述は誤りです。これは色素細胞ではなくランゲルハンス細胞の役割です。

選択肢4. 知覚神経とつながり、物理的刺激を受けると触覚を生じる。

この記述は誤りです。これは色素細胞はなくメルケル細胞の役割です。

まとめ

色素細胞はメラニンを産生することで紫外線から皮膚細胞のDNAを守ります。ランゲルハンス細胞は免疫、メルケル細胞は触覚を担当することを覚えておきましょう。

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