理容師 過去問
第50回(2024年9月)
問54 (文化論及び理容技術理論 問14)

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問題

理容師試験 第50回(2024年9月) 問54(文化論及び理容技術理論 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

フェイシャルケアにおけるスチームタオルのてん包法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 側頸部までてん包する。
  • 耳介部までてん包する。
  • タオルは、40〜45°Cで使用する。
  • 鼻尖を覆い、鼻孔を出す。

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この過去問の解説 (2件)

01

フェイシャルケアにおけるスチームタオルの目的は血行促進、毛穴を開かせる、リラクゼーション効果などがあります。
 

選択肢1. 側頸部までてん包する。

側頸部はリンパがあり、温めることで促進されます。
 

選択肢2. 耳介部までてん包する。

誤り

 

耳介は温度に敏感なので、避けるようにします。

選択肢3. タオルは、40〜45°Cで使用する。

温度は40~45℃で使用します。

高温すぎると肌を傷めたり、やけどのリスクがあります。
 

選択肢4. 鼻尖を覆い、鼻孔を出す。

鼻孔を覆うと呼吸ができないので、避けます。
 

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02

耳介部までてん包する。が誤りです。

スチームタオルは耳(耳介)を覆わないようにし、やけどや不快感を避けます。

選択肢1. 側頸部までてん包する。

適切です。あご下から側頸部まで包むと、温熱で血行が促され、毛穴の開きや皮脂のゆるみを助けます。

肩や首まわりのリラックスにもつながります。

選択肢2. 耳介部までてん包する。

不適切です。耳介は薄く熱に弱いため、直接覆うとやけどや痛みの原因になります。

タオルの端は耳を避け、頰〜あご下〜側頸部を中心に当てます。

選択肢3. タオルは、40〜45°Cで使用する。

適切です。顔面は敏感なので、40〜45°C程度の心地よい温度が目安です。

熱すぎる(50°C以上)のタオルは刺激や紅斑の原因になります。

選択肢4. 鼻尖を覆い、鼻孔を出す。

適切です。呼吸の確保が最優先です。

鼻先は軽く覆っても、鼻孔は必ず出すように折り返して配置します。

まとめ

フェイシャルのスチームタオルは、耳を覆わない・鼻孔を出す・温度は40〜45°Cが基本です。

包む範囲は頰〜あご下〜側頸部を軸にし、耳介は避けると覚えると安全で快適に行えます。

今回は耳介部までてん包するが誤りでした。

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