理容師 過去問
第49回(2024年3月)
問53 (文化論及び理容技術理論 問13)

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問題

理容師試験 第49回(2024年3月) 問53(文化論及び理容技術理論 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

シェービングにおけるレザーの運行に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 毛流に沿って剃るよりも、 斜行することによって切れ味が増大する。
  • 毛がかたくて量も多く抵抗が大きい場合は、対皮角度を大きくして運行する。
  • 運行速度は、1ストローク2秒くらいが標準である。
  • 1回剃りの添え手は、レザーを持つ手と逆の手の指で、レザーの運行方向と同 じ方向に皮膚を引き寄せる。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題は実際にシェービングを行うことを考えるとわかりやすい問題です。

選択肢1. 毛流に沿って剃るよりも、 斜行することによって切れ味が増大する。

レザーは毛流に沿って剃るよりも、斜めに運行して剃る方が切れ味が増大します。

よってこの説明は正しいです。

選択肢2. 毛がかたくて量も多く抵抗が大きい場合は、対皮角度を大きくして運行する。

毛がかたくて量も多く抵抗が大きい場合は対皮角度を小さくして運行すると

皮膚に加わる力も小さくなるので傷つかずに剃ることができます。

よってこの説明は誤りです。

選択肢3. 運行速度は、1ストローク2秒くらいが標準である。

運行速度は、1ストローク1秒くらいで運行します。

よってこの説明は誤りです。

選択肢4. 1回剃りの添え手は、レザーを持つ手と逆の手の指で、レザーの運行方向と同 じ方向に皮膚を引き寄せる。

1回剃りの添え手は、レザーを持つ手と逆の手の指でレザーの運行方向と反対方向に皮膚を引き寄せます。

よってこの説明は誤りです。

まとめ

シェービングの技術を理解することが大切です。

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02

シェービングにおけるレザーの運行に関する正しい記述は次の通りです

選択肢1. 毛流に沿って剃るよりも、 斜行することによって切れ味が増大する。

毛流に逆らう、あるいは斜行して剃ることで、より均一に毛髪を剃ることができるため、切れ味が増すことがあります。この記述は正しいです。

選択肢2. 毛がかたくて量も多く抵抗が大きい場合は、対皮角度を大きくして運行する。

毛が硬くて抵抗が大きい場合、対皮角度を小さくして運行する方が効果的です。この記述は誤りです。

選択肢3. 運行速度は、1ストローク2秒くらいが標準である。

運行速度は1ストローク1秒程度が標準です。2秒は遅すぎるため、この記述は誤りです。

選択肢4. 1回剃りの添え手は、レザーを持つ手と逆の手の指で、レザーの運行方向と同 じ方向に皮膚を引き寄せる。

1回剃りの際には、レザーを持つ手と逆の手の指で、レザーの運行方向と逆方向に皮膚を引き寄せるのが基本です。この記述は誤りです。

まとめ

したがって、「毛流に沿って剃るよりも、斜行することによって切れ味が増大する。」という記述が正しいです。

参考になった数2

03

「斜行することで切れ味が増す」という理論は、筆記試験でも非常によく狙われるポイントです。

選択肢1. 毛流に沿って剃るよりも、 斜行することによって切れ味が増大する。

【解説】正しいです(○) 

レザーを毛流に対して真っ直ぐ動かす(直進させる)よりも、少し斜めに滑らせるように動かす(斜行運行)ことで、刃が毛髪に対して斜めに入ります。これにより、実質的な刃角が鋭くなり、切断抵抗が減少して「切れ味」が増大します。これを「引き切り」の効果とも言います。

選択肢2. 毛がかたくて量も多く抵抗が大きい場合は、対皮角度を大きくして運行する。

【解説】誤りです(×)

対皮角度(肌と刃のなす角度)を大きく(立てるように)すると、肌への刺激が強くなりすぎてしまい、カミソリ負けや怪我の原因になります。抵抗が大きい場合は、むしろ角度を寝かせ気味にし、小刻みに運行するのが鉄則です。標準的な対皮角度は約25度〜30度です。

選択肢3. 運行速度は、1ストローク2秒くらいが標準である。

【解説】誤りです(×) 

シェービングの標準的な運行速度は、1ストロークあたり約0.5秒〜1秒程度のリズムが良いとされています。2秒もかけると動きが止まりやすく、かえって肌に負担をかけたり、お客様に不安感を与えたりします。

選択肢4. 1回剃りの添え手は、レザーを持つ手と逆の手の指で、レザーの運行方向と同 じ方向に皮膚を引き寄せる。

【解説】誤りです(×) 

添え手の役割は「皮膚を張る」ことです。そのため、レザーの運行方向とは「反対方向」に皮膚を引っ張り(テンションをかけ)、毛を立たせ、肌を平坦にするのが正しい技術です。

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