理容師 過去問
第52回(2025年9月)
問35 (皮膚科学 問5)

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問題

理容師試験 第52回(2025年9月) 問35(皮膚科学 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

接触皮膚炎に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 刺激物質による接触皮膚炎では、その物質の濃度が高いほど発症しやすい。
  • 化粧品によるアレルギー性接触皮膚炎を起こした場合は、その原因物質を含む他の化粧品でも発症する。
  • アレルギー性接触皮膚炎の原因物質の特定にはパッチテストが有効である。
  • ラテックスアレルギーは、合成ゴム製の手袋を使う職業の人に多く発症する。

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この過去問の解説 (2件)

01

刺激性:誰でも起こる可能性があり濃度や量に比例します。

アレルギー性:特定の人にだけ起こり、ごく少量でも反応します。

ラテックス:「天然ゴム」のことです。

選択肢1. 刺激物質による接触皮膚炎では、その物質の濃度が高いほど発症しやすい。

【解説】この記述は正しいです(○)

「刺激性」の接触皮膚炎は、物質自体の毒性や刺激の強さによって起こります。そのため、濃度が高いほど、また触れる時間が長いほど症状が出やすくなります。

選択肢2. 化粧品によるアレルギー性接触皮膚炎を起こした場合は、その原因物質を含む他の化粧品でも発症する。

【解説】この記述は正しいです(○)

アレルギー性は、特定の成分に対して免疫が反応する状態です。製品名が違っても、同じ原因成分が入っていれば、体は異物とみなして炎症反応を起こします。

選択肢3. アレルギー性接触皮膚炎の原因物質の特定にはパッチテストが有効である。

【解説】この記述は正しいです(○)

原因と思われる物質を皮膚に貼り、一定時間後の反応を見るパッチテストは、アレルギー性接触皮膚炎を診断するための最も一般的な検査方法です。

選択肢4. ラテックスアレルギーは、合成ゴム製の手袋を使う職業の人に多く発症する。

【解説】この記述は誤りです(×)。本問は誤った選択肢を選ぶ設問であるため、こちらが正解となります。

ラテックスアレルギーの原因は、「天然ゴム」に含まれるたんぱく質です。合成ゴム(ニトリルやビニールなど)製の手袋であれば、通常このアレルギーは起こりません。

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02

この問題の正解はラテックスアレルギーは、合成ゴム製の手袋を使う職業の人に多く発症する。」です

 

要点とポイント

刺激性接触皮膚炎: 誰にでも起こり得る。物質の毒性や濃度が原因。

アレルギー性接触皮膚炎: 特定の物質に対して免疫が反応する人だけに起こる。

ラテックスアレルギー: 「天然」ゴムに含まれるタンパク質が原因

選択肢1. 刺激物質による接触皮膚炎では、その物質の濃度が高いほど発症しやすい。

この記述は正しいです

 

刺激性は、物質そのものの「強さ」が原因です。

濃度が高いほど、あるいは触れている時間が長いほど、皮膚のバリアを破壊しやすいため、発症のリスクが高まります。

選択肢2. 化粧品によるアレルギー性接触皮膚炎を起こした場合は、その原因物質を含む他の化粧品でも発症する。

この記述は正しいです

 

アレルギーは「物質」に対して起こるため、

製品名が違っても同じアレルギー源(香料や防腐剤など)が入っていれば、

体内の免疫システムが反応して再びかぶれを起こします。

選択肢3. アレルギー性接触皮膚炎の原因物質の特定にはパッチテストが有効である。

この記述は正しいです

 

原因と思われる物質を背中や腕に貼り48時間後などの反応を見る「パッチテスト」は、

アレルギーを特定するための最も標準的な検査方法です。

選択肢4. ラテックスアレルギーは、合成ゴム製の手袋を使う職業の人に多く発症する。

この記述は誤りです

 

ラテックスアレルギーの原因は、「天然ゴム」に含まれるタンパク質です。

これを防ぐためには、「合成ゴム(ニトリルゴムなど)」やプラスチック製の手袋に切り替えるのが正しい対策となります。

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