理容師 過去問
第45回(2022年3月)
問41 (文化論及び理容技術理論 問1)
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理容師試験 第45回(2022年3月) 問41(文化論及び理容技術理論 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 結髪
- 散切り
- 丸刈
- チャン刈
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理容師試験 第45回(2022年3月) 問41(文化論及び理容技術理論 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
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この過去問の解説 (3件)
01
明治4年に太政官によって出された法令「断髪令」と呼ばれたこの法令で髪型は自由にしても構わないと布告が出されました。
結髪とは、男女問わず髪を結ぶということなので明治4年当時の結髪といえば髷になり、文明開花の象徴ではありません。
散切りとは、髪を切ったまま髷に結わない髪型のことを言い、散切り頭(斬髪)は当時の最先端、文明開花の象徴と言われていました。
丸刈りとは、バリカンの輸入と徴兵令などの影響で庶民の間で流行した軍人の髪型なので、文明開花の象徴とは言えません。
チャン刈とは、鋏とバリカンを使い、前頭部の髪を長めで後頭部が短く刈られた髪型のことで、紳士や商人の間で流行した髪型なので文明開花の象徴とは言えません。
明治4年に「断髪令」と呼ばれた法令が出た後で流行した髪型は丸刈りとチャン刈りですが文明開花の象徴となったのは散切り(斬髪)です。
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02
正解は2です。
明治4年に太政官によって出された法令「散髪脱刀令」、俗に「断髪令」と呼ばれたこの法令で「散髪脱刀勝手たるべし」とされ、髪型は自由にしても構わない、つまり髷を結わなくても良いという布告が出されました。
結髪は髪を結う、つまり男性・女性を問わず結った髪のことを指すので、明治4年当時の結髪と言えば髷と言うことになり、1は文明開化の象徴には該当しません。
散切りとは、髪を切ったまま結わずにそのままにしておくということで、髷を結わない男性の髪型を指していて、散切り頭(斬髪)は当時の最先端、文明開化のシンボルと言われていました。
2が該当します。
散髪脱刀令以降、髷を結わない散切り頭が増えていきましたが、バリカンの輸入と徴兵令などの影響で軍人の髪型である「丸刈り」が庶民の間で流行しました。
3は該当しません。
日清戦争後に、前が長めで後頭部が短めの鋏とバリカンを使った髪型「チャン刈」が流行しました。
4も該当しません。
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03
明治4年の太政官布告により、文明開化の象徴となったヘアスタイルについての選択肢と解説は以下の通りです。
結髪: 日本の伝統的な髪型で、髪を結んで整えるスタイル。文明開化の時期には見られた髪型ではありません。
散切り: 明治4年の太政官布告で定められた髪型で、日本の近代化を象徴するものでした。西洋風の短い髪型に改めることが推奨され、これが「散切り」と呼ばれました。
丸刈: 主に軍隊や一部の職業で見られる短髪のスタイル。文明開化の象徴としては使われませんでした。
チャン刈: 中国風の髪型であり、日本の文明開化とは関係がありません。
明治4年の太政官布告では、従来の結髪や長髪をやめ、散切り(短髪)を推奨することで、西洋の近代的なスタイルを取り入れようとしました。この変化は、文明開化の象徴として広く認識されています。
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