理容師 過去問
第44回(2021年9月)
問50 (文化論及び理容技術理論 問10)
問題文
レイヤーカットに該当するものはどれか。
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問題
理容師試験 第44回(2021年9月) 問50(文化論及び理容技術理論 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
レイヤーカットに該当するものはどれか。
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この過去問の解説 (3件)
01
デザインヘアカットの基本形に関する問題の解答と解説を以下に示します。
ワンレングス: すべての髪の長さが同じで、シンプルで均一なカットです。
グラデーション: 長さが徐々に変わるカットで、毛先が短くなりながらもグラデーションを作ります。レイヤーカットとは異なり、段階的な変化を持ちますが、レイヤーとは異なる技法です。
スクエア: 一定の角度でカットし、直線的なシルエットを作るスタイルです。これもレイヤーカットとは異なります。
説明: レイヤーカット(レイヤー)は、毛髪を異なる長さにカットする技術で、層状に仕上げることでボリュームや動きを出します。通常、上層部の毛が下層部の毛よりも短くカットされ、階層的なスタイルが作られます。これは、髪を段階的に切り、自然な動きや立体感を与える方法です。
レイヤーカットは、髪を異なる長さにカットして層状に仕上げる技術で、自然な動きや立体感を生み出します。したがって、レイヤーカットに該当する基本形は「レイヤー」です。他の選択肢は異なるカット技法を示しており、レイヤーカットとは異なります。
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02
正解は4です。
デザインヘアカットの4つの基本形についての図を詳しく見ていきましょう。
◆ワンレングス
頭皮に対して直上線上に引き出した時に、上下の髪でできる角度が45°になる上部が長く下部が短いスタイルで、髪を梳き下ろすと下部のラインが横一直線になります。
1の図がワンレングスになります。
◆グラデーション
頭皮に対して直上線上に引き出した時に、上下の髪でできる角度が90°~45°の間になるスタイルです。
その角度が90°だとスクエアで45°だとワンレングスになりますので、その合間を埋める角度でカットされたスタイルになります。
2の図がグラデーションになります。
◆スクエア
頭皮に対して直上線上に引き出した時に、上下の髪でできる角度が90°になるスタイルで、全体が同じ長さになります。
3がスクエアの図になります。
◆レイヤー
頭皮に対して直上線上に引き出した時に、上下の髪でできる角度が90°より小さくなるスタイルです。
上部が短く下部が長いヘアスタイルで動きのある軽いヘアスタイルになります。
4がレイヤーの図となります。
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03
この理論が理解出来ていないとカットを習得することが困難となりますのでしっかり覚えましょう。
この図はワンレングスの切り口の為、誤りです。
図のように、頭皮に対して直上線に引き出し、上の毛が長く、下の毛が短い45°の角度で切ると「ワンレングス」になります。
この図はグラデーションの切り口の為、誤りです。
図のように、頭皮に対して直上線に引き出し、上の毛が長く、下の毛が短い45°超~90°未満の角度で切ると「グラデーション」になります。
この図はセイムレイヤーの切り口の為、誤りです。
図のように、頭皮に対して直上線に引き出し、上下の毛を90°の角度(同じ長さ)で切ると「セイムレイヤー」になります。
この図はレイヤーの切り口の為、こちらが正解です。
図のように、頭皮に対して直上線に引き出し、上の毛が短く、下の毛が長い90°未満の角度で切ると「レイヤー」となります。
これらの組み合わせで様々なヘアスタイルが構築されています。
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